【名古屋で不動産売却】角地の不動産売却におけるアピールポイント

COLUMN

不動産の中には、売却に有利な土地というものが存在します。

こちらはつまり人気が高く、買い手が付きやすい物件を指しています。

このような物件の売却では、余すことなくメリットをアピールしなければいけません。

今回は、角地の不動産売却におけるアピールポイントについて解説します。

角地の概要

角地は文字通り角にある土地のことです。

具体的には交差点やT字路の角にあり、正面と側面が道路に面している土地です。

ちなみに、交差点やT字路ではない曲がり角の土地は準角地と呼ばれます。

どちらも一般的な土地より利便性が高い性質を持っています。

そのため、買い手は比較的集まりやすくなります。

また周辺における通常の物件と比べて、価格も高くなるのが一般的です。

角地の不動産売却でアピールすべきポイント

角地はただでさえ売却に有利な物件です。

それでもより好条件での売却を目指すのであれば、以下の点をアピールすべきです。

・日当たりが良い
・防犯性が高い
・間取りの自由度が高い
・建蔽率の緩和がある

日当たりが良い

角地には日当たりが良いというメリットがあります。

角地は土地の2方向が道路に面しています。

そのため隣家がなく、1階も2階も窓さえあれば十分な採光が可能です。

日差しが入る部屋は快適であり、日照量の減る冬場の日中も暖かく過ごせます。

このことから、日当たりを重視して不動産を選ぶ方も多いです。

こちらの点については、不動産で必ずアピールしなければいけません。

防犯性が高い

角地のアピールポイントとしては、防犯性が高いということも挙げられます。

道路に面する面が広いということは、それだけ目立つ土地とも言えます。

また土地の3方が隣家の土地と比べ、2方以上が道路に接する角地は防犯性が高いです。

そのため、空き巣にとってはリスクが高く敬遠されやすいです。

こちらのメリットは、特に防犯性を重視している買い手に対してアピールすべきです。

例えば、幼い子どもがいるファミリー世帯などは魅力を感じてくれます。

間取りの自由度が高い

間取りの自由度が高い点も、角地を売却する際にはアピールすべきです。

何度も言うように、角地は2方向が道路に接しています。

そのため、建物の配置や設計において多くの選択肢が提供されます。

例えば好みの方角にガレージ、日当たりの良い方角にリビングを置くなどの選択肢です。

設計の自由度の高さは、ライフスタイルに合った住宅づくりには必須です。

通常の土地ではできないことも角地だとできる場合もあります。

こちらは大きなアピールポイントです。

建蔽率の緩和がある

角地には建蔽率の緩和があります。

こちらも角地の不動産売却では積極的にアピールしたい点です。

住宅の建築には“敷地面積の〇%までの建物を建てても良い”というルールがあります。

こちらを建蔽率(けんぺいりつ)といいます。

建蔽率は、建築基準法で定められています。

また角地はついては、通常の土地より建蔽率が10%緩和されることがあります。

建蔽率が緩和されれば、その分建物を大きく建築することが可能です。

そのため、こちらの点のアピール忘れてはいけません。

ただし、角地には隅切りが必要になることが多いです。

隅切りは角に家や塀をつくらず、道路の状態のままにしておくことです。

これは道路の見通しの良さ、歩行者の曲がりやすさを確保するために行われます。

まとめ

ここまで、角地の不動産売却におけるアピールポイントについて解説してきました。

角地は人気の物件ですが、必ずしも買い手が付くとは限りません。

特に工夫せずに売り出していると、売却期間が長くなることもあります。

また売り出されている角地が多いエリアでは、他の売主に先を越されることもあります。

そのため、慢心せず積極的にアピールポイントを伝えていくことが大切です。