不動産売却時には、主にその物件の間取りや設備などにおけるメリットを購入希望者に伝えます。
もちろん、売買価格も適切に設定する必要があります。
また、より魅力を感じてもらうためには、周辺にある便利な施設についてもアピールすべきです。
今回は、特にアピールしたい周辺施設をいくつか紹介します。
不動産売却時にアピールすべき周辺施設6選
以下の施設が近くにある場合は、不動産売却の際に必ず購入希望者に伝えるべきです。
・スーパーマーケット
・コンビニ
・病院
・金融機関
・駅
・商業施設
各項目について詳しく説明します。
スーパーマーケット
売却する不動産の近くにスーパーマーケットがある場合、ターゲットの層に関係なくアピールすべきです。
特に、食料品だけでなく日用品や衣類なども販売しているスーパーがあれば、魅力的に感じてもらえる可能性が高いです。
また、24時間営業のスーパーも、不動産売却時には大きなアピールポイントになります。
ファミリー世帯が購入希望者の場合は、最寄りのスーパーに駐車場があるかどうかも伝えましょう。
コンビニ
コンビニもスーパーと同じく、売却する不動産の近くにある場合はアピールすべきショッピング施設です。
ほとんどのコンビニは24時間営業、年中無休であるため、どのような層にとっても重宝します。
日頃それほどコンビニを利用しない方であっても、買い忘れがあった場合などは利用するケースが多いです。
またコンビニはショッピング施設としてだけでなくATMや宅急便、通販商品の受け取りなどさまざまな用途で利用できるため、アピールして損はありません。
病院
売却する不動産の近くに病院がある場合も、購入希望者には伝えるべきです。
中でも内科や小児科、眼科や耳鼻科などさまざまな診療科目を扱う総合病院がある場合、魅力的に感じてもらえることが予想されます。
特に、高齢者の方や幼い子どもがいるファミリー世帯が購入希望者の場合、近くに病院があることは必ず伝えなければいけません。
金融機関
近くにある金融機関についても、不動産売却時にはアピールすることをおすすめします。
金融機関では、コンビニのATMでは行えない振込みや通等記入、硬貨の取引などが行えます。
また、その金融機関のキャッシュカードであれば、ATMの手数料も基本的にかかりません。
もちろん、窓口では保険商品などの取り扱いも行っていて、よく利用する方にとっては非常に便利です。
同様の理由で、郵便局が近くにある場合もアピールしましょう。
駅
不動産売却時には、近くに駅があることも当然アピールしなければいけません。
駅が近いという条件は、多くの購入希望者が意識しています。
そのため、駅までの所要時間はもちろん、駅の特徴についても詳しく伝えるべきです。
例えば乗り入れ路線が多い駅（ターミナル駅）、電車の起点となる駅などは特に利便性が高く、大きなアピールポイントになります。
商業施設
売却する不動産の近くに商業施設がある場合は、便利なショッピング施設の一つとしてアピールすべきです。
商業施設には、食料品を扱うスーパーだけでなく、アパレルショップや飲食店などが多く入っています。
そのため、ショッピング施設としてだけでなく、レジャー施設として利用することもできます。
また、購入希望者がファミリー世帯である場合、このような施設が近い物件は好印象を与えることができます。
まとめ
長年その不動産に住み続けてきた方は、周辺環境についてもある程度把握しているかと思います。
また、売却する物件そのもののアピールポイントが少ない場合は、周辺施設についてもアピールしなければいけません。
特に、購入希望者のニーズに合った周辺施設については、詳細までしっかり伝えましょう。
こういった努力が、いずれは不動産売買の成約につながります。