【名古屋で不動産投資】不動産投資のデメリット

COLUMN

近年は、投資を始める人が増えていて、特に不動産投資は毎日手をかける必要がないことが多いため、注目されています。

忙しい人や初めて投資をするという人に人気のある不動産投資ですが、投資にはデメリットがあることは忘れることができないのです。

不動産投資にはどのようなデメリットがあるのか、解説します。

利益を得られないリスク

不動産投資で真っ先に気をつけなくてはならないのが空室リスクで、アパート経営に乗り出しても入居者がいなければ利益を得ることができないのです。

物件を購入するときは、まずアパートを借りる人がいるかなどの立地を確認し、地域のニーズに合っているかを確認しなければいけません。

学生ばかりのエリアにある家族向けのマンションを購入しても、入居者はあまり多くないのです。

また、入居者がいても家賃を支払ってくれない家賃滞納のリスクもあるため、入居者の審査基準をある程度厳しくする必要があります。

また、売却したいとき不動産は流動性が低いため、タイミングが悪ければ1年以上売却できないこともあるでしょう。

損失が生じるリスク

不動産投資は初期費用が最も大きい損失といえるのですが、他にも様々な損失を被る可能性があります。

建物は徐々に劣化していくため、築年数が古い不動産を購入した場合は老朽化してしまう可能性があり、修繕が必要になるリスクも生じるでしょう。

修繕には当然修繕費用がかかるため、大規模になると手持ちの資金が足りなくなってしまうかもしれません。

また、日本では地震や台風、大雨などの災害リスクもあるため、台風などで建物が破損して修理が必要になるケースもあるのです。

火災保険に加入する際は、自然災害に対してどれだけカバーできるかを確認して、選ぶようにしてください。

不動産投資は、長期になると減価償却費がローンの元金返済額より多くなってしまい、利益が出ているのに所有する現金が減っていくデッドクロスが起こることもあるでしょう。

また、金利が上昇して返済額が増えてしまい、定期収入が減少してしまうというケースもあるため、事前に綿密なシミュレーションをする必要があります。

まとめ

不動産投資はリスクとリターンがどちらもほどほどなので、投資初心者でも始めやすいといわれているのですが、事前にどのようなデメリットがあるのかは把握しておくべきです。

空き室リスクや家賃滞納のリスク、流動性の低さ等があるため、投資をしても想定した収入を得ることができないこともあります。

また、老朽化によって修繕が必要になった場合や災害による被害などで、支出が増えてしまい赤字になることもあるでしょう。