【名古屋で不動産売却】不動産売却の意外なメリットとは?

COLUMN

不動産売却のメリットと言えば、やはり現金化ができる点や、使用していない物件の維持費や管理の手間がなくなる点などが挙げられます。
またその他にも、不動産を手放すことで得られるメリットは数多くあります。
今回は、不動産売却における意外なメリットを中心に解説します。

資産の組み換えができる

不動産売却を行うことにより、資産の組み換えができるのはメリットだと言えます。

資産にはさまざまな種類があり、現金や不動産の他、有価証券や車両なども含まれます。
不動産を売却して利益を得ることができれば、その資金で他の不動産や金融資産に組み替えることができます。

またこのように資産構成を見直すことで、以前よりも総資産の価値が上昇することも考えられます。

特に使用せず、維持費のみを払い続けている物件があるのであれば、このような資産の組み換えのために売却すべきだと言えます。

資産を分割しやすくなる

不動産売却には、相続時に資産を分割しやすくなるというメリットもあります。

親が所有する不動産は、通常その子どもなどの相続人によって引き継がれます。
しかし、不動産は現金のように単純に分割できないため、相続人が複数人いる場合は相続が複雑になります。

また相続人の一人が不動産を引き継ぐ現物分割になった場合、他の相続人は現金を受け取ることができますが、この相続内容に納得しない可能性も出てきます。

一方最初から不動産を売却しておき、現金に換えていれば、相続のときは法定相続分に応じて適切に分配できます。
つまり、不動産売却には争族を防ぐ役割もあるということです。

不動産売却の意外なデメリットは?

不動産売却には意外なメリットもあれば、意外なデメリットもあります。

先ほど、不動産売却は争族を防ぐことができるという話をしましたが、その一方で相続税の節税効果はなくなります。
なぜなら、不動産は相続税評価額が低いからです。

そのため、相続人の税負担を減らしたいというのであれば、不動産売却は慎重に行うべきだと言えます。

また資産組み換えにおいても、不動産売却によって得た資金を他の資産に投資する場合、新たなリスクを負う可能性があります。

まとめ

不動産売却は、現金を得ることや不要な物件を手放すことだけを目的に行うものではありません。
資産の組み換えをしたいとき、争族を防ぎたいときにも有効な選択肢です。
ただし、売却が成立するまでにはある程度時間がかかりますし、必ずしも希望価格で売却できるとは限りません。
そのため、目的はどうであれ、不動産売却では綿密なスケジュールを立てることが大切です。