不動産売却で売主が行うことは、とにかくその物件の魅力を伝えることです。
こちらは、内見時に物件を存分にアピールすることでも伝えられますが、その他にもいくつかの方法があります。
今回は、ぜひ実践していただきたい、不動産の魅力を伝える方法を3つ解説したいと思います。
隠れた魅力を伝える
買主の多くは、不動産広告で物件情報をチェックしたり、写真を閲覧したりしてその物件の魅力を感じ取ります。
また実際に内見を行い、そこで見たものを加味した上で、購入するかどうかを決定します。
売主はこのような買主に対し、隠れた魅力を伝えることが望ましいです。
特に、実際住んでみて良かったことをリストアップするのは、とても効果的な方法です。
例えば“〇〇スーパーまで徒歩5分”という情報だけでなく、“仕事帰りに立ち寄れる深夜まで営業しているスーパー”といった具体的な利便性を付け足して伝えます。
また“大通りから1本入っているので夜は静か”、“近隣住民とのトラブルがなく安心して暮らせる”といった、住んでみないとわからない安心感を伝えるのもおすすめです。
写真のクオリティを上げる
売却する物件の魅力を伝えるのであれば、不動産広告などに掲載する写真のクオリティを上げることも求められます。
スマホで撮った写真とプロのカメラマンが撮った写真とでは、明るさや角度、雰囲気がまったく異なります。
また通常の平面図だけでなく家具の配置例を描き込んだり、3D間取り図を作成したりして、購入後の生活をイメージしやすくするのも有効です。
ちなみにリフォーム済の物件であれば、リフォーム前の写真もあわせて公開し、“ここまでキレイになった“ということをアピールすべきです。
担当者を変更する
売主が最大限不動産の魅力をアピールしているにもかかわらず、なかなか買い手がつかないという場合、担当者に問題があるかもしれません。
このようなケースでは担当者の変更を依頼するか、他の不動産会社に相談してみるのも一つの手です。
不動産会社の担当者は不動産売却のプロですが、当然実績や実力には個人差があります。
場合によっては、売主が期待するほどの結果が得られないことも考えられます。
まとめ
世の中は、不動産を売却したいという方で溢れています。
物件情報を見てみても、毎日のように新しい売却物件が更新されていきます。
また売主だけでなく、買主も世の中にはたくさんいますが、物件の魅力が伝わらない場合は簡単に買い手が決まりません。
このような場合、現状を打破するためにも、これまでとは違う工夫をすることが大切です。
