【名古屋で不動産売却】地域密着型の不動産会社に売却を仲介してもらうメリット

不動産売却を行うにあたって、不動産会社の仲介や細やかなサポートは欠かせません。

また、不動産会社を選択する際、「とりあえず大手に依頼しよう」と考える方は多いですが、実際は地域密着型の不動産会社にもメリットがたくさんあります。

今回は、こちらのメリットの内容を中心に解説したいと思います。

地域密着型の不動産会社に売却を仲介してもらうメリット3選

地域密着型の不動産会社は、大手ほど知名度が高くないものの、以下のようなメリットがあります。

・地域情報に詳しい
・親身に対応してもらえる
・担当者の店舗異動、転勤の可能性が少ない

地域密着型の不動産会社は、特定のエリアに長い間根付いているため、その地域の情報に詳しいのが最大のメリットです。

例えば「昔はこのような土地だった」「このエリアは〇歳～〇歳の方が多い」といった地域の情報を教えてくれます。

このような、調べてもなかなか出てこない情報は、不動産売却を有利に進めるための武器になることがあります。

全国に店舗を展開している大手であっても、1店舗あたりの営業担当者については、2～3人ほどしかいないケースも珍しくありません。

しかし、知名度が高い分、仕事の依頼数は多いため、どうしても不動産売却時の利益率が低くなったり、売れにくい不動産の売却活動を後回しにされたりする可能性があります。

一方、地域密着型の不動産会社は、そのエリアの方々との信頼関係を第一に考えます。

長年にわたって同じ場所で営業を続けてきたということは、それだけ顧客からの信頼を得てきた証でもあります。

つまり、親身に対応してもらえる可能性が高いということです。

地域密着型の不動産会社には、小規模で1店舗しかないようなところも多いです。

このような不動産会社の場合、転勤や部署移動、店舗間での移動などがまったく発生しません。

不動産の売却活動における最中だけでなく、不動産売却が終わっても、担当者は退職をしない限り同じ店舗にいるため、相談事や次の不動産売買に関する依頼でも頼りになります。

地域密着型の不動産会社には、確かにメリットがありますが、以下の点については注意が必要です。

・エリア外の物件は基本的に対応できない
・Webサイト、SNSなどがない場合がある
・店舗に入りにくい

地域密着型の不動産会社は、そのエリアの不動産売買に精通していますが、エリア外に出るとその力は弱くなります。

大手の不動産会社の場合、全国に支店があり、どのエリアでも対応してもらえるケースが多いですが、地域密着型は原則そのエリアでの不動産売却にしか対応していないため、注意が必要です。

地域密着型の不動産会社の中には、予算が少ないことや、Web関連の知識を持っている方がいないことなどから、WebサイトやSNSのアカウントなどが存在しないところもあります。

また、もしサイトがあったとしても、見た目や機能が少し古く、最新情報や店舗情報などを把握しにくい可能性があります。

チェーン店ではなく、個人経営の飲食店に入るときのように、地域密着型の不動産会社は、大手に比べて少し店舗に入りにくい雰囲気があります。

ただし、近年は地域密着型でも、店内の雰囲気や接客対応に力を入れているところは増えています。

ここまで、地域密着型の不動産会社におけるメリットを仲介に解説してきましたが、いかがでしたでしょうか？

不動産売却を検討している方は、安心を手に入れるために大手を選ぶケースが多いです。

しかし、大手=必ず安心できるとは限らないため、一度不動産売却を希望するエリア周辺をチェックし、評判の良い地域密着型の不動産会社がないかどうかを探してみましょう。