リノベーション物件は、中古物件に近い価格で購入することができ、内装などはきれいになって間取りも使いやすくなっているため、人気があります。
しかし、リノベーション物件を購入する際はいくつかの点に注意しなくてはならないのです。
リノベーション物件を購入する際の注意点とは何か、解説します。
契約内容や保証の内容のチェック
リノベーション物件は中古の物件をリノベーションしているため、新築住宅とは違う契約を結んで購入することになるでしょう。
また、保証期間もあるのですが、保証される内容に関しても新築のものとは異なるため、詳しく確認しておく必要があります。
内容を把握して、購入してから不具合が起こった場合はどこで対処してもらえるか、保証はどのくらい受けることができるのかを知っておけば、安心できるでしょう。
また、購入するのがマンションであれば、毎月管理費や積立金などを納める必要があるかもしれないため、事前に確認しておく必要があります。
特に、修繕のための積立金の場合は築年数が上がると金額も増えていく可能性があり、不足している場合は一時金を納める必要もあるのです。
見えないところもきちんとチェックする
リノベーション済みの物件は、内部がきれいになっているのですが、壁の内側や床下など見えないところがどうなっているのかはわかりません。
見えないところで異常が起こっていないかを確認するため、隅々まで見る必要があるでしょう。
しかし、知識がないとみてもわからないことが多いため、検査を依頼して適合リノベーション住宅と呼ばれるものに該当しているか、確認してみましょう。
例えば、一見すると新築のようにも見えるほどリンベーションされた物件では、室内だけはきれいでも床下が白アリに食われてしまっている可能性あるでしょう。
購入してから気づいた場合は色々と面倒なことになるので、購入前にしっかりと確認してみる必要があります。
まとめ
リノベーションをした住宅は、築年数や価格などをチェックする必要がありますが、他にも確認しなくてはならないことが多いでしょう。
まずは、契約の内容と保証の範囲について確認して、アフターサービスがあるかなどをも把握しておきましょう。
マンションの場合は管理費や積立金のことも考えて、無理のない契約を結ぶことになるでしょう。
リフォーム済みだと表面的には美しく見えても、内側はわからないので気をつけましょう。