【名古屋で不動産売却】不動産売却時、近隣への挨拶は必要?

COLUMN

不動産売却を行う際は、主に不動産会社を相手に手続きを進めていきます。

また売却する際には、近隣住民へも挨拶を兼ねた報告をするべきです。

このときの挨拶は、売主にとっても近隣住民にとっても重要な意味を持ちます。

今回は挨拶の必要性やタイミング、内容などについて解説します。

不動産売却時に近隣に挨拶することのメリット

不動産売却時、近隣に挨拶をすることにより、近隣住民が買い手になってくれる可能性があります。

特に隣地に居住する方は、その物件を買い取ることで面積を広くできたり、隣に親族を呼び寄せられたりするため、十分売却のターゲットになり得ます。

また事前に挨拶をしておくことで、不動産売却時のトラブルを防止できることも考えられます。

例えば隣地との境界線が曖昧だったり、樹木が隣地に越境していたりする場合、売却時にトラブルが発生する可能性があります。

前もって挨拶をしておけば、隣地に居住する方の心象が良くなり、スムーズな売却につながりやすいです。

解体をする場合は必ず挨拶が必要

不動産をそのまま売却するのではなく、建物を解体して更地の状態で売却する場合、必ず近隣には挨拶に出向く必要があります。

なぜなら、騒音や振動、ホコリや塵などによる影響を及ぼすからです。

解体工事ではさまざまな重機や道具を使用するため、どうしても音や振動が発生します。

もちろん対策は行った上で工事が行われますが、影響をゼロにすることはできないため、前もって挨拶をするのがマナーです。

また解体により、長年溜まっていたホコリや、木材などの塵が近隣住宅に飛び散ってしまうこともあります。

こちらの影響についても、前もって挨拶をして伝えておくべきです。

挨拶のタイミングや内容

不動産売却時の挨拶は、売却することが決定した時点で行います。

近隣住民に買い取ってもらいたい場合は、売主が売却することを決意したタイミングでも良いでしょう。

また挨拶の内容については、売却の理由を簡潔に伝える程度でOKです。

プライベートな事情については、そこまで詳しく話す必要はありません。

ただし顔見知りの近隣住民に対しては、新しい住人がどのような人物なのか伝えることで安心感を与えられます。

まとめ

不動産売却は、ただ黙々と売主と買い手、不動産会社との間で進めれば良いというわけではありません。

当事者は主にその3つですが、売却や解体によって影響が出る近隣住民に対してもその旨を伝えることが大切です。

ちなみに挨拶の範囲はこれといって決まっていませんが、両隣の住人だけでなく、向かいと裏の3軒ずつ程度は挨拶しておくのが無難です。