【名古屋で不動産売却】不動産売却時にありがちなミスについて

COLUMN

不動産売却時には、売主自身で売却価格の相場を把握していなかったり、確定申告を忘れたりと、さまざまなミスが起こることがあります。

また、中にはやってしまうと厄介なことになるミスもあるため、これらはできる限り避けなければいけません。

今回は、不動産売却時にありがちな3つのミスについて解説します。

契約書の内容をしっかり確認しない

売主と買主の交渉が成立した後は、不動産売買契約書を交わすことになります。

こちらは売買契約に関するすべての事項が掲載されている重要な書類ですが、記載内容が多いことから、あまりしっかりと目を通さない売主が稀にいます。

内容を十分に確認せず署名・捺印をすると、後で条件の食い違いに気付き、トラブルに発展する可能性があります。

特に引き渡し日や契約不適合責任の範囲などの項目は、慎重に確認した上で契約を交わすことが大切です。

購入希望者と口約束をする

不動産売却時は内見を行い、購入希望者を売却物件に招きます。

またこのとき、売主は購入希望者と会話を交わす機会もありますが、まだ契約が決まっていない段階で口約束をすることは控えましょう。

例えば「売買価格を値下げする」「家具や家電を譲渡する」といったことを軽はずみな気持ちで約束すると、こちらも後々トラブルにつながりかねません。

購入希望者がなかなか現れなかった場合、逃したくないという気持ちはわかりますが、トラブルにつながるようなことはなるべく避けるのが無難です。

そのため、不動産売買に関する約束事は書面で行い、慎重に進めることが大切です。

鍵を紛失する

無事不動産売買契約が成立し、買主に物件を引き渡すことになった場合、当然その物件の鍵もあわせて引き渡す必要があります。

しかし、鍵をなくしてしまった場合は、元々あった本数分合鍵をつくり直さなければいけません。

また鍵が1本しかない場合、錠ごと交換しなければいけなくなるため、引き渡しまでに家の鍵はすべて集めておきましょう。

ただし例外として、紛失した鍵が他にあることを隠さず買主に伝えれば、そのまま物件を引き渡すことができる可能性もあります。

まとめ

不動産売却は、売主にとっても買主にとっても、人生の一大イベントです。

不動産より高いものを売ったり買ったりする機会は、人生でもほとんどありません。

そのため、誰もが失敗したくないと考えているかと思いますが、実際ミスをせずに最後まで完走することは至難の業です。

もし不動産売却に関する不安や悩みがあるのであれば、事前に不動産会社に相談しておき、トラブルにつながるようなミスを防ぐことが大切です。