繫華街に近い物件は、購入希望者にマイナスなイメージを与えることがあります。
なぜなら騒音が気になったり、子どもに悪影響な施設が多かったりするからです。
このような物件を売却する際は、しっかりアピールポイントを把握して伝えなければいけません。
今回はどのようなアピールポイントがあるのかについて解説します。
駅や施設が多い
繫華街に程近い物件を売却する際には、近くに駅があったり、施設が多かったりする点をアピールすべきです。
繁華街は、基本的に駅の近くに広がっているものです。
その駅が始発駅であったり、多くの路線が乗り入れている駅であったりすれば、大きなアピールポイントになります。
また繁華街は飲食店だけでなく、商業施設や金融機関、レジャー施設なども充実しています。
そのため、生活の利便性を重視している購入希望者に対しては、こちらの点を強くアピールしなければいけません。
防犯性に優れている
繁華街は飲食店や居酒屋などが多く、防犯性に不安があるイメージも強いですが、実際はそうでもありません。
そのため、防犯性に優れている点についても、不動産売却の際にはアピールすべきです。
例えば、繁華街にある店舗は営業時間が長いため、夜でも比較的明るいです。
また住宅街と比べて人も多く、交番が設置されているケースも多いため、何かあったときにはすぐ助けを求めることができます。
さらに、繁華街には至るところに防犯カメラが設置されています。
住宅街の場合、近隣のコンビニなどまで行かなければ防犯カメラがないこともありますが、繁華街はほとんどの場所がカメラでしっかり捉えられています。
雨風に当たる時間が少ない
雨風に当たる時間が少ないという点も、繫華街の近くにある物件のアピールポイントです。
繫華街に近いということは駅も近いということであり、たとえ雨であってもすぐ屋根のある駅に到着できます。
そのため、通勤・通学や買い物などの際は非常に便利です。
また繁華街がアーケードであれば、駅に向かう道中でも雨に濡れる心配がありません。
ちなみに、繁華街近くの駅に直結しているマンションの場合、傘を差さなくても濡れずに駅まで到着できます。
まとめ
繁華街に良くないイメージを持っている購入希望者は、物件の状態などが良くてもなかなか購入を決断してくれない可能性があります。
このとき、売主が繫華街に近いことのメリットをアピールできれば、成約の可能性はグッと高まります。
また事前に繁華街に関する下調べをしておき、便利な施設などを具体的に伝えることができれば、より売買の成立に近づけます。