【名古屋で不動産売却】不動産売却を1週間で完結させることはできるのか?

COLUMN

不動産売却を行おうとする方の中には、「今すぐに現金がほしい」「今すぐ近隣トラブルから解放されたい」といったように、売却を急ぐ方もいます。
では、思い立ってから1週間の間に不動産売却を完結させることはできるのでしょうか?
今回はこちらの点について解説します。

不動産売却を1週間で完結刺せることは可能?

結論からいうと、不動産売却は1週間で完結させられる可能性があります。
ただし、一般的な不動産会社を介して行う仲介取引の場合、残念ながら1週間で完結させることは難しいです。

仲介取引はまず不動産会社への相談から始まり、査定依頼や媒介契約を経て、売却活動や見つかった買主との条件交渉、決済や引き渡しまで行う必要があります。

これらの一連の流れは、一般的に3~6ヶ月程度かかるのが一般的です。
どれだけ早くても1ヶ月以上はかかるため、すぐに現金化したりその住居から離れたりするのは困難です。

1週間以内での売却を成立させる方法

では、不動産売却を1週間で完結させるにはどうすれば良いのでしょうか?
こちらは、不動産買取を利用するという方法です。

不動産買取は、一般的な仲介取引とは違い、不動産会社そのものが不動産の買主になります。
そのため、売却活動を行う必要はなく、条件さえ整えばあとは契約するだけで不動産売却が完了します。

また多くの不動産買取業者では、売却後の契約不適合責任を免除しています。
契約不適合責任は、売却した物件に不備があった場合に売主が負う責任ですが、これがないことによって売却後のトラブルのリスクが軽減されます。

1週間以内に不動産売却を完結させることの注意点

1週間以内に不動産売却を完結させれば、確かに現金化や転居がスムーズに行えますが、不動産買取業者を選択する時間があまり確保できません。
そのため、決して対応が良いとは言えない業者に当たってしまう可能性があります。

また不動産買取は、仲介取引と比べて売却価格が低くなる傾向にあります。
こちらは、不動産買取業者が将来のリフォーム費用や販売リスクを考慮するからです。
つまり素早く売却できたとしても、思いの外手元に現金が残らない可能性があるということです。

まとめ

長年居住していれば、すぐにでも不動産を売却したいという状況が訪れることもあるかと思います。
しかし、焦って売却しようとしても、決して良いことはありません。
そもそも仲介取引の場合、1週間以内にすべての手続きを終えるのは非常に難しいですし、買取の場合も仲介取引と比べて売却条件が良くならない可能性が高いです。