不動産売却を検討する方の中には、古民家を所有する方もいるかと思います。
特に相続を受けた方の場合、急に親が居住していた遠方の古民家などを取得し処理に困ってしまうというケースも珍しくありません。
今回は、古民家の売却における主なターゲットについて解説します。
移住・リノベーション志向層
古民家のターゲットとしては、まず移住やリノベーションを考えている層が挙げられます。
こちらは30~40代くらいの方が多いです。
近年は新築価格や建築資材の高騰を受け、中古物件や古民家を選択肢に入れる若い世代が増えています。
またこのような層は、古民家暮らしへのあこがれがあり、自分好みにDIYやリノベーションを行うことを前提としています。
さらに訴求点としては天然素材の魅力や広々とした間取り、レトロな雰囲気などを挙げる方が多く、これらの点でアピールできれば売却につながる可能性があります。
インバウンド・観光ビジネス事業者
インバウンドや観光ビジネスを行う事業者も、古民家の売却においてはターゲットになり得ます。
2026年もインバウンド需要は堅調であり、古民家を再生した宿泊施設や店舗への活用が注目されています。
またこのような事業を行う方は、観光地に近かったり、日本らしさを感じられる特徴的な意匠を持っていたりする物件を求めています。
そのため古くても立地が良かったり、日本家屋としての魅力を持っていたりする物件を所有する方は、事業者もターゲットに含むことをおすすめします。
投資家・資産形成層
40~50代の方に多いのが、投資家や資産形成層です。
こちらも、古民家の売却におけるターゲットの一つです。
安定した収入がある方は、長期的な資産形成を目的として、不動産投資を行うケースが多々見られます。
そのため、利回りが見込めるリノベーション物件や、将来的な土地価値の上昇が期待できる物件については、スムーズに売却できる可能性があります。
また収益物件として優れている古民家は、個人の資産形成層だけでなく、ハウスメーカー屋不動産買取業者もターゲットに含めることができます。
ただし、買取の場合は売却価格が下がる傾向にあります。
まとめ
とても古い物件だからといって、売却を諦める必要はありません。
古民家の立地や状態などによっては、多くの購入希望者が現れる可能性もあります。
また状態が良くなかったとしても、処分することが目的なのであれば、買取業者などを利用することで素早く手放せるケースもあります。
所有し続けていても無駄なランニングコストがかかるだけであるため、早めに行動することをおすすめします。
