不動産売却前は、多くの売主が物件の状態をできるだけ良い状態にすべきと考えるでしょう。
もちろんその考えは決して間違ってはいませんが、リフォームについては慎重に検討すべきだと言えます。
今回は、不動産売却前にした方が良いリフォーム、しない方が良いリフォームについて解説します。
不動産売却前にした方が良いリフォーム
不動産売却前にした方が良いリフォームとしては、多額の費用をかけず、第一印象を良くするための項目が推奨されます。
具体的にはクロスの張り替えやハウスクリーニング、障子・襖・網戸の張り替え、軽微な不具合の修繕などです。
クロスを張り替えると部屋全体が明るくなり、タバコのニオイや汚れも解消されるため、もっとも費用対効果が高いとされています。
また水回りなどのプロによる清掃は、購入権当社の印象を劇的に良くしますし、障子や襖、網戸などの張り替えは数千円~数万円程度で高いイメージアップを図れます。
ちなみに壊れたドアノブや建具の建付けなど、生活に支障が出る箇所の修理はきっちり行っておかなければいけません。
不動産売却前にしない方が良いリフォーム
不動産売却前にしない方が良いリフォームとしては、やはり大規模なリフォームが挙げられます。
あまりにリフォーム費用が高すぎると、その費用を売却価格に上乗せして回収するのが難しくなります。
むしろ“自分好みにリフォームをしたい”という購入希望者のニーズを損なう可能性があります。
例えば水回りの設備の交換などをしてしまうと、費用が数百万円単位の高額になってしまいますし、回収はほぼ不可能です。
また間取りの変更なども、買い手の家族構成や好みに合わなくなるリスクが非常に高いです。
その他、個性的な壁紙や床材は、ターゲット層を狭めてしまう危険性があります。
判断のポイント
築15年以内などの物件は設備がまだ新しいため、リフォームせずクリーニングのみで十分なケースが多いです。
ちなみに築30年以上など築年数が古い場合は、買い手が降るリノベーションを前提としているため、現況のまま売るのが一般的です。
つまり、大規模なリフォームをした方が良いケースはほとんどないということです。
まとめ
これから不動産売却を行う方は、“不動産売却=リフォーム”という考え方を一度捨てましょう。
もちろんある程度修繕などはした方が良いですが、大規模なリフォームはかえって売主を不利な状況に追い込むことになりかねません。
またどのようなリフォームが必要なのかについては、不動産会社と相談しながら慎重に決定してください。
