不動産を売却するということは、当然売主はその物件から退去するということになります。
そのため、売却活動だけでなく、引っ越しの計画も立てておかなければいけません。
今回は、不動産売却時のスムーズな引っ越しを実現するために、売主が抑えておくべきポイントについて解説します。
売却と購入のタイミング調整
スムーズな住み替えの最大の壁はタイミングです。
理想は売りと買いの決済日を同日にすることですが、調整は非常に困難です。
おすすめは、先に売却活動を行い、引き渡しまでに数ヶ月の猶予を設ける契約を結ぶことです。
これにより、売却代金が確定してから落ち着いて新居を探せます。
もし先に新居を決めるのであれば、今の家が売れなかった際のリスクを考えて買い替え特約を付けるか、一時的な仮住まいを検討しましょう。
資金計画に余裕を持たせ、売却先行か購入先行かを明確に決めておくことが、精神的な余裕にもつながります。
徹底した不用品の処分と“見せる”準備
不動産を売却する際は、商品として整える必要があります。
まずは内見時の印象を良くするため、引っ越しの荷造りを兼ねて、不用品は早めに処分しましょう。
特に大きな家具や家電を減らすと、部屋が広く明るく見え、成約までのスピードが上がります。
また売却が決まってから慌てて荷造りをするのではなく、いつ売れても出られる状態をしておくことが重要です。
その他、トランクルームを活用して生活感を消すのも一つの手です。
荷物を最小限にしておけば、いざ引っ越しが決まった際も業者への見積もりがスムーズに進み、引っ越し費用そのものを抑えることにも貢献します。
信頼できるパートナーの選定
不動産売却の成否は、担当者の提案力とスピード感で決まります。
ただ高く査定する会社ではなく、引っ越し時期の相談やローン調整に親身になってくれる担当者を選びましょう。
また、引っ越し業者も早めに手配するのがポイントです。
特に3月〜4月の繁忙期に重なる場合、売却が決まってからでは予約が取れなかったり、料金が高騰したりします。
不動産会社の中には、提携している引っ越し業者を割引価格で紹介してくれるところもあるため、ワンストップでサポートしてくれるかを確認してください。
まとめ
不動産売却は、ほとんどの方が初めての大きな取引です。
そのため、家を売ることに手一杯になってしまうケースも少なくありません。
しかし、実際は売却後の住居の確保も同じくらい重要であり、スケジュールの乱れは売主だけでなく買主にまで悪影響を及ぼします。
とにかく早めに準備し、不安であれば不動産会社などにアドバイスを求めましょう。
